短い言葉に真心行える
姉の子供の合格の知らせが来る、知人の結婚通知が届く、恩師は今年賀寿を迎えると知らされる、あるいはまた、取引先会社幹部の弔報が届いたりもします。
こんなとき、まず頭に浮かぶのが電報で、お祝いなり、お悔やみを述べておくということでしょう。
相手方への連絡には電話が一番簡単です。
しかし、電話ではあまり直接的すぎますし、言葉だけではその場限りとなってしまいます。
それにお悔やみでは、多忙な最中に余計な時間をとらせることになってしまいます。
お祝いなり、お悔やみの気持ちを正しく伝えるには、書状が良いのですが、手紙など日頃書き慣れないだけに、どんな表現で気持ちを伝えれば良いのか、思い迷っているうちに、どんどん時は流れていってしまいます。
その点、電報でやれば短い言葉でこちら真心は伝えられますし、短くても文書として記録に残ります。小学生の入学祝いということでしたら、
入学おめでとう、頑張れ一年生
と言っておけば、ひらがなは読める新一年生、ご本人の喜びはもちろん、後々の良きお思い出に残してくれるはずです。
あるいは結婚のお祝いに、
ご結婚を祝し、末永く幸多かれと祈ります。
とタイプされた台紙を開くと、「世界を2人のために」のメロディーが流れだす、
メロディ電報が届いたとしたら、2人の記念のアルバムに必ずや残してくれるに違いありません。
電報は文章が短くて済む事が特色です。
確かに、お祝いの気持ち、お悔やみの心を伝えるというだけならば、
「ご結婚おめでとうございます」
「合格おめでとうございます」
「謹んで哀悼の意を表します」
とすればすみます。
しかし、これだけでは何か言い足りない、芸がなさ過ぎるという人もあるはずです。
例えば、いろいろお世話になっている仲人さんが銀婚式を迎えるとします。そんな時に、
鴛鴦の、御契りも年を重ね、いよいよ御こまやかに、銀婚の日を迎えられますこと、心からお祝いを申し上げます。
といった、銀婚を祝う慶祝電報が届けらだとすれば、お仲人さん、あの2人若いのに、なかなか味なことをやりおるわい、と認識を新たにしてくれこと請け合いです。
電報といえば、これまでは、できるだけ短い文章でまとめるものとされていました。このためには「手紙はフミ」、「午前はゼ」、「日はヒ」、「出発はタツ」といった特殊な用語法も使われていました。
しかし今は、通常の考え方そのままに、要領よく文章をまとめれば良いのです。電報の利用が、緊急の連絡用から慶弔用のものに変わった理由も、こんなところにあるのでしょう。
ところで、この銀婚のお祝いの電報と一緒に、しゃれたデザインの生け花が届けられたとしたらどうでしょう。
これを送った若いカップルの評価は間違いなくあがりましょうし、お仲人さんに喜ばれることは疑いありません。そんな方法もあるのです。
「フラワー電報」という取り扱いだそうです。
電報を打つときに、「フラワー電報」といって申し込めば、お祝い用にアレンジした。花籠付きの生け花、または花束を祝電と一緒に届けてくれるのです。
花のプレゼントというのも、センス溢れる贈り物とされるものですが、それだけにある程度の花に対する知識が欠かせません。
うっかりすると、センスを疑われることもないのとは言えません。
その点フラワー電報で届けられる生け花は、日本生活通信配達協会加盟の専門の生け花店が、お祝いの趣旨なり、お悔やみに合わせて花を選び、アレンジもしてくれます。
もともと、誕生日と何かの記念日に、世界のそれぞれの自宅に配達してもらえる制度はあったのですが、これが、祝電を申し込むだけで届けてもらえるようになったのです。
これを活用しない手はないでしょう。
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